師、諾す。遂に周氏家の女に往いて托生す。因みに濁港の中に抛つ。神物護持して七日損せず。因みに收りて養へり。七歳に至るまで童兒たり、黄梅路上に四祖大医禅師に逢ふ。祖、師を見るに、是れ小兒なりと雖も、骨相奇秀、常の童に異なり。
祖見問して曰はく、汝何なる姓ぞ。
師答ふて曰く、姓は即ち有り、是れ常の姓にあらず。
祖曰、是れ何なる姓ぞ。
祖師答曰、是れ仏性。
祖曰、汝に仏性無し。
師答曰、仏性空なる故に、所以に無と言ふ。
祖、其の法器なるを識つて、侍者たらしめて、後に正法眼蔵を付す。黄梅東山に居して、大きに玄風を振ふ。
師、諾す。遂に周氏家の女に往いて托生す。因みに濁港の中に抛つ。神物護持して七日損せず。因みに收りて養へり。七歳に至るまで童兒たり、黄梅路上に四祖大医禅師に逢ふ。祖、師を見るに、是れ小兒なりと雖も、骨相奇秀、常の童に異なり。
祖見問して曰はく、汝何なる姓ぞ。
師答ふて曰く、姓は即ち有り、是れ常の姓にあらず。
祖曰、是れ何なる姓ぞ。
祖師答曰、是れ仏性。
祖曰、汝に仏性無し。
師答曰、仏性空なる故に、所以に無と言ふ。
祖、其の法器なるを識つて、侍者たらしめて、後に正法眼蔵を付す。黄梅東山に居して、大きに玄風を振ふ。