99. 唯我与我(ゆいがよが)—— 唯一無二の自分として、この世界を背負って立つ
お釈迦様が生まれたときに言ったとされる「天上天下唯我独尊」の真意を、道元禅師は「世界の中に私がいるのではなく、私の中に世界があるのだ」と説きました。あなたの心の持ちよう一つで、世界は地獄にも、天国にも変わります。誰のせいにもせず、自分の足でしっかりと大地に立ち、この世界をクリエイトしていく主役は、他の誰でもないあなた自身です。
99. 唯我与我(ゆいがよが)—— 唯一無二の自分として、この世界を背負って立つ お釈迦様が生まれたときに言ったとされる「天上天下唯我独尊」の真意を、道元禅師は「世界の中に私がいるのではなく、私の中に世界があるのだ」と説きました。あなたの心
■道元禅の今日の法話:今日の法話 ■
★注目スレッド: 仏道と何か?(7) 参学の総論を語りましょう。(19) 坐禅 全般を語りましょう。(38) 正法眼蔵 全般を語りましょう。(12) 好きな詩を乗せよう!!(7) 1. 身心脱落(しんじんだつらく)—— 心と体の「こだわり」を脱ぎ捨てる 私たちは日々、「こうでなければならない」「人からどう見られているか」という心の鎧をまとっています。道元禅師は、坐禅の本質を「身心脱落」と言いました。これは、自分を縛っ(0) 2. 只管打坐(しかんたざ)—— 結果を求めず、ただ「今」に没頭する 「これをすれば褒められる」「これをすれば得をする」という見返りを期待する心を離れ、いま目の前にある一つの行動に100% 集中すること。坐禅においては「ただ坐る」、日常にお(0) 3. 現成公案(げんじょうこうあん)—— 目の前の現実が、そのまま答えである 理想の世界をどこか遠くに探す必要はありません。いま、あなたの目の前にある環境、出会っている人、起きている出来事、そのすべてが「あなたにとっての真実(教科書)」です(0) 4. 威儀即仏法(いぎそくぶっぽう)—— 日常の振る舞いの中に、尊さが宿る 特別な修行だけが神聖なのではありません。靴を揃える、お辞儀をする、丁寧に机を拭く。そうした一つひとつの所作(威儀)を心を込めて丁寧に行うこと自体が、もっとも尊い生き(0) 5. 一日暮らし(いちにちぐらし)—— 今日という一日を、一生として生きる 過去の後悔に引きずられず、未来の不安に心を惑わされず、「今日一日」を独立した一つの人生として完結させる気持ちで大切に生きること。道元禅師は「一日の命は三千界の至宝な(0) 6. 赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)—— いただく命に、深い感謝を捧げる 食事をすることは、他の命をいただくことです。道元禅師は食事の作法を細かく定めました。好き嫌いを言わず、作ってくれた人や食材への感謝を忘れず、静かに食事と向き合うこと。食(0) 7. 洗浄の教え —— 身の回りを清めることは、心を磨くこと 顔を洗う、手を洗う、お風呂に入る。これらは単に体の汚れを落とすだけでなく、心に溜まった垢(愚痴や怒り)を洗い流す行為でもあります。身の回りを清らかに保つことは、自分の心をいつでも(0) 8. 水鳥の道 —— 足跡を残さない、執着のない生き方 「水鳥の 行くも帰るも 跡絶えて されども道は 忘れざりけり」 水鳥は水面を自由に泳ぎ回りますが、その後に足跡や傷を残しません。私たちも人生において、自分の功績を誇ったり、誰かに執着し(0) 9. 諸悪莫作・衆善奉行(しょあくまくさ・しゅぜんぶぎょう)—— 当たり前の善いことを、当たり前にやる 「悪いことをせず、善いことをしなさい」という教えは、子供でも知っている簡単なことです。しかし、それを実際にやり続けることは、大人でも非常(0) 10. 自未得度先度他(じみとくどせんどた)—— まず、目の前の人を笑顔にする 「自分が救われてから人を助ける」のではなく、「自分はまだ未熟であっても、まず目の前の人を助け、喜ばせる」という利他の心です。誰かの幸せのために一歩踏み出すとき、(0) 11. 莫妄想(まくもうぞう)—— 起こってもいない未来を、勝手に思い煩わない 「莫妄想」とは、文字通り「妄想することなかれ」という意味です。人間の不安や苦しみの大部分は、まだ起きていない未来への取り越し苦労や、過ぎ去った過去への執着という(0) 12. 箇箇円成(ここえんじょう)—— あなたは、最初からそのままで完璧である 私たちはつい他人と自分を比べ、「あれが足りない、これが劣っている」と落ち込みます。しかし道元禅師は、すべての存在は生まれた瞬間から、それぞれが完全に満ち足りた存(0) 13. 愛語(あいご)—— 慈しみの言葉は、相手も自分も温める 『正法眼蔵』の「菩提薩埵四摂法(ぼだいさったししょうほう)」の中で、道元禅師は言葉の大切さを強く訴えています。相手を思いやる優しい言葉(愛語)は、敵の心をも和らげる力があります(0) 14. 同事(どうじ)—— 相手と同じ目線に立ち、痛みを分かち合う 「同事」とは、相手の立場に完全に同化することです。上から目線でアドバイスをするのではなく、相手の悲しみや喜びに寄り添い、同じ目線で物事を見つめること。人間関係の本当の調和は(0) 15. 布施(ふせ)—— お金がなくても、今すぐできる「与える生き方」がある 布施とは、見返りを求めずに他者に施すことです。これはお金やモノに限られません。優しい眼差しを向けること(眼施)、穏やかな笑顔で接すること(和顔施)、温かい言葉をか(0)
★注目スレッド: 仏道と何か?(7) 参学の総論を語りましょう。(19) 坐禅 全般を語りましょう。(38) 正法眼蔵 全般を語りましょう。(12) 好きな詩を乗せよう!!(7) 1. 身心脱落(しんじんだつらく)—— 心と体の「こだわり」を脱ぎ捨てる 私たちは日々、「こうでなければならない」「人からどう見られているか」という心の鎧をまとっています。道元禅師は、坐禅の本質を「身心脱落」と言いました。これは、自分を縛っ(0) 2. 只管打坐(しかんたざ)—— 結果を求めず、ただ「今」に没頭する 「これをすれば褒められる」「これをすれば得をする」という見返りを期待する心を離れ、いま目の前にある一つの行動に100% 集中すること。坐禅においては「ただ坐る」、日常にお(0) 3. 現成公案(げんじょうこうあん)—— 目の前の現実が、そのまま答えである 理想の世界をどこか遠くに探す必要はありません。いま、あなたの目の前にある環境、出会っている人、起きている出来事、そのすべてが「あなたにとっての真実(教科書)」です(0) 4. 威儀即仏法(いぎそくぶっぽう)—— 日常の振る舞いの中に、尊さが宿る 特別な修行だけが神聖なのではありません。靴を揃える、お辞儀をする、丁寧に机を拭く。そうした一つひとつの所作(威儀)を心を込めて丁寧に行うこと自体が、もっとも尊い生き(0) 5. 一日暮らし(いちにちぐらし)—— 今日という一日を、一生として生きる 過去の後悔に引きずられず、未来の不安に心を惑わされず、「今日一日」を独立した一つの人生として完結させる気持ちで大切に生きること。道元禅師は「一日の命は三千界の至宝な(0) 6. 赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)—— いただく命に、深い感謝を捧げる 食事をすることは、他の命をいただくことです。道元禅師は食事の作法を細かく定めました。好き嫌いを言わず、作ってくれた人や食材への感謝を忘れず、静かに食事と向き合うこと。食(0) 7. 洗浄の教え —— 身の回りを清めることは、心を磨くこと 顔を洗う、手を洗う、お風呂に入る。これらは単に体の汚れを落とすだけでなく、心に溜まった垢(愚痴や怒り)を洗い流す行為でもあります。身の回りを清らかに保つことは、自分の心をいつでも(0) 8. 水鳥の道 —— 足跡を残さない、執着のない生き方 「水鳥の 行くも帰るも 跡絶えて されども道は 忘れざりけり」 水鳥は水面を自由に泳ぎ回りますが、その後に足跡や傷を残しません。私たちも人生において、自分の功績を誇ったり、誰かに執着し(0) 9. 諸悪莫作・衆善奉行(しょあくまくさ・しゅぜんぶぎょう)—— 当たり前の善いことを、当たり前にやる 「悪いことをせず、善いことをしなさい」という教えは、子供でも知っている簡単なことです。しかし、それを実際にやり続けることは、大人でも非常(0) 10. 自未得度先度他(じみとくどせんどた)—— まず、目の前の人を笑顔にする 「自分が救われてから人を助ける」のではなく、「自分はまだ未熟であっても、まず目の前の人を助け、喜ばせる」という利他の心です。誰かの幸せのために一歩踏み出すとき、(0) 11. 莫妄想(まくもうぞう)—— 起こってもいない未来を、勝手に思い煩わない 「莫妄想」とは、文字通り「妄想することなかれ」という意味です。人間の不安や苦しみの大部分は、まだ起きていない未来への取り越し苦労や、過ぎ去った過去への執着という(0) 12. 箇箇円成(ここえんじょう)—— あなたは、最初からそのままで完璧である 私たちはつい他人と自分を比べ、「あれが足りない、これが劣っている」と落ち込みます。しかし道元禅師は、すべての存在は生まれた瞬間から、それぞれが完全に満ち足りた存(0) 13. 愛語(あいご)—— 慈しみの言葉は、相手も自分も温める 『正法眼蔵』の「菩提薩埵四摂法(ぼだいさったししょうほう)」の中で、道元禅師は言葉の大切さを強く訴えています。相手を思いやる優しい言葉(愛語)は、敵の心をも和らげる力があります(0) 14. 同事(どうじ)—— 相手と同じ目線に立ち、痛みを分かち合う 「同事」とは、相手の立場に完全に同化することです。上から目線でアドバイスをするのではなく、相手の悲しみや喜びに寄り添い、同じ目線で物事を見つめること。人間関係の本当の調和は(0) 15. 布施(ふせ)—— お金がなくても、今すぐできる「与える生き方」がある 布施とは、見返りを求めずに他者に施すことです。これはお金やモノに限られません。優しい眼差しを向けること(眼施)、穏やかな笑顔で接すること(和顔施)、温かい言葉をか(0)
99. 唯我与我(ゆいがよが)—— 唯一無二の自分として、この世界を背負って立つ
お釈迦様が生まれたときに言ったとされる「天上天下唯我独尊」の真意を、道元禅師は「世界の中に私がいるのではなく、私の中に世界があるのだ」と説きました。あなたの心の持ちよう一つで、世界は地獄にも、天国にも変わります。誰のせいにもせず、自分の足でしっかりと大地に立ち、この世界をクリエイトしていく主役は、他の誰でもないあなた自身です。
お釈迦様が生まれたときに言ったとされる「天上天下唯我独尊」の真意を、道元禅師は「世界の中に私がいるのではなく、私の中に世界があるのだ」と説きました。あなたの心の持ちよう一つで、世界は地獄にも、天国にも変わります。誰のせいにもせず、自分の足でしっかりと大地に立ち、この世界をクリエイトしていく主役は、他の誰でもないあなた自身です。